最新の同志社講座
同志社講座は、同志社大学の教員と活躍する卒業生が講師を務め、どなたでも受講することができる講座です。講座のテーマは宗教から見つめる現代の課題、日本の文化・歴史を背景とする教養、世界各地の動きと課題、サイエンス分野の最新研究成果と多様です。同志社大学が培ってきた研究の成果をお届けしています。
2024年度 秋学期の同志社講座
受付中
「昭和100年を前にして-----同時代史から歴史へ」
保阪 正康 (ほさか まさやす)
ノンフィクション作家、評論家、日本近現代史研究家
昭和という時代が誕生してから、来年は百年を迎える。戦争が終わってからも八十年が過ぎたことになる。昭和という時代を、歴史の中に位置づけるとどうなるか。同時代史として見るのではなく、歴史の視点で考えてみよう。新しい日本人論ともいうべき意外な発見や解釈が浮かび上がるのである。
受付を終了いたしました
現代につながる源氏物語の魅力 よみうりカルチャーコラボ講座企画
角田 光代 (かくた みつよ) 作家
岩坪 健 (いわつぼ たけし) 同志社大学文学部教授
1000年の時を超えて人々を惹きつける源氏物語。今日では数多くの外国語にも翻訳されており、世界中の文学ファンを魅了しています。2021年「源氏物語」で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞した作家の角田光代さんと源氏物語研究の第一人者、同志社大学文学部の岩坪健教授が、その魅力と楽しみ方についてお話しします。
講座では、岩坪先生も監修を担当した「角田光代さんと読むビジュアル源氏物語」(ポプラ社)の制作秘話をはじめ、お二人が考える古典との向き合い方や、源氏物語が現代の私たちに伝えてくれるメッセージについて語っていただきます。
受付中
次世代型 アンチエイジング講座
米井 嘉一 (よねい よしかず)
同志社大学 生命医科学部 教授
科学の進歩は著しいもので、新しい発見があり、これまでの常識が覆ったりしています。若さと健康を保つためにはどのような「生活習慣」が良いのでしょうか?「食育」「体育」「知育」の観点から生活習慣を見直して、糖化ケア、腸内ケア、体内時計のベストチューニングを行う方法を伝授します。
受付中
和歌に学ぶ『万葉集』の山の歌を読む
垣見 修司 (かきみ しゅうじ)
同志社大学 文学部 教授
『万葉集』には人びとと山の関係が見える歌が多く収められています。そして、現在も各地で身近な存在として愛される山々が歌われています。今回はとくに大和から離れた地方の山を主な対象として、地域別に山の歌を読んでいきます。
受付中
京都人の視点で読む『源氏物語』「若紫の巻」
岩坪 健 (いわつぼ たけし)
同志社大学 文学部 教授
京都人は本音を隠して建前しか言いませんが、それだけで京都人同士ならば理解し合えます。『源氏物語』もそのように書かれています。京都人の立場に立って『源氏物語』を読んでみましょう。すると紙背に潜む紫式部の本音が見えてきます。若紫(後の紫の上)の、文字には表われてこない心の中をのぞいてみませんか。
受付中
キリスト教から読み解く現代社会
森田 喜基 (もりた よしき)
同志社大学 キリスト教文化センター 准教授
同志社の創立者・新島襄は1874年バーモント州ラットランドにて、日本に「牧師養成学校」設立の必要性を説き、翌年同志社英学校を設立しました。新島のその演説から150周年の今、改めてキリスト教から現代社会を読み解きたいと思います。
2024年度 春学期の同志社講座
受付を終了いたしました
中学生のための心理学サマースクール やる気は上げられる?
田中 あゆみ (たなか あゆみ)
同志社大学 心理学部 教授
みなさんはどのようなときにやる気がわいてきますか?この講座では、やる気をテーマにして、心理学の1つの研究方法である実験法を体験してもらいます。実験の前後に、やる気をめぐるこころの仕組みについて、やさしい授業を行います。
受付を終了いたしました
謎解きデータサイエンス 清少納言と紫式部 -それぞれの和歌と人生ー
福田 智子 (ふくだ ともこ)
同志社大学 文化情報学部 教授
「梅に鶯」「紅葉に鹿」など「美の型」に満ちた和歌の世界。いにしえの歌人たちは、そんな表現の型を身につけながら新たな歌を生み出しました。本講座では、一条朝に活躍した女性歌人の中から、清少納言と紫式部を取り上げます。代々の歌人たちの頭の中にあった「美の型」をデータサイエンスで解明し、その表現を通して二人の才女の人生に迫ります。
受付を終了いたしました
~日本近現代史に学ぶ~ 近現代史の中の天皇制を考える
保阪 正康 (ほさか まさやす)
ノンフィクション作家、評論家、日本近現代史研究家
近代史の中の神格化した天皇制の姿を改めて検証し、現代史ではその像をいかに変化させ、人間天皇として歴史を刻んできたか、その違いを考えます。特に昭和天皇と平成の天皇のお二人を軸に据えながら考えていきます。
受付を終了いたしました
京都人の視点で読む『源氏物語』「夕顔・若紫の巻」
岩坪 健 (いわつぼ たけし)
同志社大学文学部 教授
京都人は本音を隠して建前しか言いませんが、それだけ京都人同士ならば理解し合えます。『源氏物語』もそのように書かれています。京都人の立場に立って『源氏物語』を読んでみましょう。すると紙背に潜む紫式部の本音が見えてきます。夕顔の君や若紫(後の紫の上)の、文字には表れてこない心の中をのぞいてみませんか。