最新の同志社講座
同志社講座は、同志社大学の教員と活躍する卒業生が講師を務め、どなたでも受講することができる講座です。講座のテーマは宗教から見つめる現代の課題、日本の文化・歴史を背景とする教養、世界各地の動きと課題、サイエンス分野の最新研究成果と多様です。同志社大学が培ってきた研究の成果をお届けしています。
2023年度秋学期 同志社講座 - 2023年8月21日(月)10時より受付開始 -
源氏物語を楽しむ
「夕顔の巻を読む」
岩坪 健 (いわつぼ たけし)
同志社大学文学部 教授
源氏物語54帖の中でも夕顔の巻はとても人気がある、ミステリアスな巻です。たとえば最後まで光源氏と夕顔の君は、互いに素性を明かしません。けれども文章の端々から、二人の人柄や環境などが垣間見えます。あからさまには言わないが分かる人には分かる、これは現代の京ことばにも当てはまります。京都人の見方で読み進めてみましょう。
和歌に学ぶ
「万葉植物の歌を鑑賞する」
垣見 修司(かきみ しゅうじ)
同志社大学文学部 教授
今年度前期の朝ドラ『らんまん』では、万葉集に歌われた植物がたびたび登場しています。万葉集には、後の時代の歌集に比べてもとりわけ数多くの植物が記されており、歌には、万葉びとの植物に対するこまやかな観察眼が反映されています。万葉びとが当時の科学的なまなざしを向けた植物が、どのように歌に表現されているかを探っていきます。
日本近現代史に学ぶ
「21世紀の天皇制と皇室」
保阪 正康 (ほさか まさやす)
ノンフィクション作家・評論家 日本近現代史研究者
定員に達しましたので、受付を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
天皇制はこれからどのように変化するのだろうか。あるいは皇室はいかなる形で社会に位置付けられるのだろうか。改めてその存在と意味を考えてみたい、というのがこの講座の目的である。同時に過去の歴史を振り返りつつ、現在を見つめ、さらにその将来を予想しようとの狙いも含んでいる。天皇制は私たち国民の意識や生活規範と重なり合っているが故に、正面からきちんと見据えながら、幾つかの視点をもって歴史の視点で考えてみるべきだと思う。
2023年度春学期 開講中の同志社講座
日本近現代史に学ぶ
「21世紀の国家戦略と私たちの社会」
保阪 正康 (ほさか まさやす)
ノンフィクション作家・評論家 日本近現代史研究者
定員に達しましたので、受付を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。