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最新の同志社講座

同志社講座は、同志社大学の教員と活躍する卒業生が講師を務め、どなたでも受講することができる講座です。講座のテーマは宗教から見つめる現代の課題、日本の文化・歴史を背景とする教養、世界各地の動きと課題、サイエンス分野の最新研究成果と多様です。同志社大学が培ってきた研究の成果をお届けしています。

2024年度 春学期の同志社講座 - 2024年3月13日(水)10時より受付開始

京都人の視点で読む『源氏物語』「夕顔・若紫の巻」

iwatsubo_2024spr_a.jpg  (86005)岩坪 健

岩坪 健 (いわつぼ たけし)
 同志社大学文学部 教授

京都人は本音を隠して建前しか言いませんが、それだけ京都人同士ならば理解し合えます。『源氏物語』もそのように書かれています。京都人の立場に立って『源氏物語』を読んでみましょう。すると紙背に潜む紫式部の本音が見えてきます。夕顔の君や若紫(後の紫の上)の、文字には表れてこない心の中をのぞいてみませんか。