1. 東京オフィスホーム
  2. 和歌に学ぶ 「今に通じる万葉びとのくらしと和歌」

同志社講座

和歌に学ぶ
 「今に通じる万葉びとのくらしと和歌」

垣見 修司
万葉の時代はいまから1300年ほど前。その後、幾多の政治制度や社会の変革が起こった中で、失われた生活様式や考え方はけっして少なくないはずですが、それでも万葉の歌を読み解いていくと、今と変わらない発想や人々の思いに驚かされます。万葉の時代と現代では、何が変わり、何が変わらないのか。わたしたちの暮らしに即して見ていきます。

講師
垣見 修司(かきみ しゅうじ) 同志社大学 文学部 教授
博士(文学)。1973年奈良県出身。 1996年同志社大学文学部文化学科 国文学専攻卒。関西大学大学院 文学研究科国文学専攻修了。研究分野:上代日本文学『万葉集』巻十三の長歌、記紀歌謡および上代語を主な対象とする。高等学校教諭を経て、2009-2012年 高岡市万葉歴史館研究員。2013年より同志社大学准教授。2017年より現職。2011年第4回萬葉学会奨励賞受賞。著作[著書]『万葉集巻十三の長歌文芸』(和泉書院、2021年)、[論文]「万葉集巻十三の巻頭歌:汗瑞之振の意義」『( 同志社国文学』92 号、2020年)、「『万葉集』と古代の遊戯-双六・打毬・かりうち」(『アジア遊学147号 唐物と東アジア 舶載品をめぐる文化交流史』勉誠出版、2011年)。

日程
開催回開催日開催時間
第1回2022年10月20日(木曜日)13:00~14:30
第2回2022年11月17日(木曜日)
第3回2022年12月15日(木曜日)
第4回2023年1月19日(木曜日)
第5回2023年3月16日(木曜日)

第1回 10月20日(木) 「万葉びとと賭け事」
万葉の時代も、賭け事はよく行われていたようです。花札こそまだありませんが、サイコロを振る遊びは、当時は子どもの娯楽というよりむしろ賭け事でした。山上憶良はそのサイコロを歌に詠み、舎人親王は即興で歌が詠めたら褒美を与える賭けをしています。万葉の歌から、当時行われたいろいろな賭け事を振り返ります。

第2回 11月17日(木) 「万葉びとと風習」
万葉集には七夕を詠んだ歌が残されています。春には若菜摘みも年中行事のように行われていました。土用の丑の日はまだないようですが、夏にうなぎを食する歌もあります。いまに伝わる年中行事や折々に行われる習慣を詠んだ歌を通じて、万葉びとの思いを探ります。たぶんいまの私たちとあまり変わるところはありません。

第3回 12月15日(木) 「万葉びとと親子」
妹背などの夫婦、男女間にやりとりされた相聞の歌は多いのですが、人間にとって家族はいつの時代も普遍的なテーマです。とりわけ親子はどんな風に歌われているでしょうか。「憶良らは今は罷らむ子泣くらむそれその母も我を待つらむそ」(巻3-337)で有名な、山上憶良の歌を中心に、子どもへの思いを見ていきます。

第4回 1月19日(木) 「万葉びとと雪」
雪は詩において洋の東西を問わず重要な素材ですが、万葉集でも冬の歌にはやはり雪が歌われます。大和(奈良県)で降る雪と雪国越中(富山県)で降る雪とでは歌われ方にも違いがあり、生活の中での捉え方もずいぶん異なっていたのは今に通じることと言えるでしょう。雪の季節に、万葉びとの雪へのまなざしを確認します。

第5回 3月16日(木) 「万葉びとと農事」
万葉びとにとって稲作をはじめとする農業は、食糧だけでなく経済力の確保のためにも欠くことのできない営みでした。『百人一首』の天智天皇歌は、中世の人々が、天皇でさえ稲刈りに従事していた牧歌的な古代を想像していたことを感じさせますが、庄(田どころ)に通う貴族の生活の実態はそれに近かったかもしれません。
より理解を深めるための  -垣見先生推奨書籍-
『万葉集の基礎知識』 
   上野誠、鉄野昌弘、村田右富実編(角川選書/2021)
『高岡市万葉歴史館論集17 万葉の生活』
    高岡市万葉歴史館編(笠間書院/2017)
『日本の歴史3 改版 奈良の都』
    青木和夫(著)(中公文庫/2004)

開催概要

回数全5回
日時・会場2022年10月20日、11月17日、 12月15日、2023年1月19日、3月16日(すべて木曜日)
13:00~14:30
同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階
「東京」駅八重洲南口から徒歩6分 、地下鉄 東京メトロ銀座線「京橋」駅 6番出口から徒歩1分。みずほ銀行脇の入口からお入りください。
Map
受講料お支払い15,000円 一括のみ 
お支払い初回の受付でお支払いください。
定員36名  
受講に関するご案内
●新型コロナウイルス感染拡大をはじめとする不測の事態の際はオンライン形式に変更する場合がございます。予めご了承ください。※オンライン形式による受講に関する要領は「●オンライン受講について」をご確認ください。
●お申込み方法
「講座のお申込み」画面からお申込みフォームをご利用ください。
「講座のお申込み」
●お申込み受付・受講確定
  • お申込みは先着順で受付けし、定員になり次第募集を終了します。
(注)欠員待ちは行っておりません。
(注)所定の人数に達しないなどの理由で開講しない場合があります。
  • 受講が決まりましたら、「受講票」を郵送します。受講票の到着をもって受講確定といたします。
(注)受講票は1講座1枚です。受講当日、必ずお持ちください。
  • 定員を超えるお申込みを頂戴し受講いただけない方には、お申込み時の連絡先にお知らせいたします。
●受講料のお支払い
  • 受講料は初回の受付でお支払いください。
  • 各講座とも受講料は全回分(一括)です。
  • 会場受付でのお支払いは現金のみです。
  • いったん納入された受講料は返還いたしませんのでご注意ください。
  • 初回をオンラインで受講される場合は、事前振り込みが必要です。該当の方には、別途、ご案内を差し上げます。
●キャンセル
  • お申込み後に受講を取りやめたい場合は、同志社大学東京オフィスに電話にてお知らせください。
●教材
  • 講師指定の教材(書籍など)を各自でご用意いただく場合があります。講座の開催概要をご確認ください。
●修了証
  • 受講の講座を全回出席された方に修了証をお渡しいたします。
●欠席
  • ご欠席の連絡は不要です。
●その他のお願い
  • 受講日当日は、受付にて「受講票」をご提示いただきます。
  • 受付は講座開始の30分前から開始いたします。
  • 講義中は携帯電話の電源を切るなど、他の受講者にご迷惑とならないようご注意ください。
  • 講義の録画、録音、写真撮影は禁止です。(講師が許可した場合を除く)
    オンライン受講においても同様です。
  • お申込み時にお届けいただいた住所やメールアドレスなどに変更がある場合は、速やかに同志社大学東京オフィスまでご連絡ください。
  • 他の受講生、講師の連絡先はお教えできません。
  • 新型コロナウイルス感染拡大の状況や天変地異(台風・地震等の天災)、講師の事情など不測の事態の際には休講などの措置を取らせていただく場合がございます。

●オンライン受講について
同志社講座は、同志社大学東京サテライト・キャンパスにおいて対面形式で開講いたします。ただし、新型コロナウイルス感染拡大をはじめとする不測の事態の際はオンライン形式に変更する場合がございます。
また、受講生の皆様のご都合やご事情により、オンライン形式での受講をご希望される場合は予めご連絡ください。可能な範囲でご対応いたします。(※ご対応できない場合もございます。予めご了承ください。)
■オンライン形式による受講に関するご注意
  • 受講にはカメラ、スピーカー、マイクが付属するパソコンやタブレット、スマートフォンなどが必要です。
※機器はインターネットに接続されている必要があります。
※同志社大学東京オフィスでは、機器の貸出しや技術支援はできません。ご了承ください。
  • オンライン接続のURLは第三者に共有しないでください。
  • 講座の録画・録音は禁止です。
■オンライン形式による受講を希望される場合のご連絡
  • 初回をオンライン形式で受講されたい場合は、お申込み時にお申し出ください。受講料の事前振り込みをご案内いたします。
  • 2回目以降は当該講座の3日前(休業日を除く)までにご連絡ください。前営業日にメールにてオンライン接続のご案内と配付資料をお送りします。
■講座日に会場に来ることやオンライン受講ができない場合
  • オンデマンド(ビデオ録画データ)での受講が可能です。該当講座日の翌日以降(休業日を除く)にオンデマンド受講用のURLとご案内、配付資料をメールにてお送りします。詳しくはお問合せください。

●「個人情報の取り扱いについて」
お申込みに際してご提供いただく個人情報は、個人情報の保護に関する法律及び本学が定める「個人情報保護の基本方針」、「同志社個人情報保護規程」等に基づき、適正に取り扱います。お預かりした個人情報は、同志社講座ならびに同志社大学からのご案内に利用させていただき、ご本人の同意なく、法令上認められている次の場合を除いて第三者に提供いたしません。
・ご本人の同意を得た場合
・利用目的の達成に必要な範囲内で、同志社大学の業務委託先(再委託先を含みます)に個人情報の取扱いの全部又は一部を委託することに伴って当該個人情報を提供する場合
・上記の他、法令に基づき開示、提供することが求められた場合
※感染状況に応じ、同志社大学の判断で休講する場合があります。
お問合せ先同志社大学東京オフィス(平日 9:00~17:00)
TEL:03-6228-7260 E-mail:ji-toky1@mail.doshisha.ac.jp