昭和100年・戦後80年 私たちに突きつけられている課題は何か

日本近現代史の節目の年、私たちは図らずも歴史を虚心に見つめる機会を持っている。実際に社会の様相はさまざまな形で変化をしている。いうまでもなく歴史に興味を持つということは、三つの視点を自らに課すことでもある。「人類史はいかなる方向に動いているのか」「日本はどのような国を目指しているのか」、そして、「自分の人生は何を軸に過ごすべきか」という三段階の思考方法は、歴史と時代、社会と個人を冷静に見ることにもなる。人類史は対立抗争、武力衝突の方向に動こうとしているかのようだ。日本はどういう道を選択すべきか、そして自分の人生はどうなるか。そうした答えのヒントは、「昭和100年」の中に眠っている。あるいは「戦後80年」そのものの中にある。今、謙虚に学ぶ姿勢が必要だ。
講師
保阪 正康 (ほさか まさやす) ノンフィクション作家、評論家、日本近現代史研究家
1939年札幌市生まれ。1963年同志社大学文学部社会学科卒。1972年『死なう団事件』で作家デビュー。2004年個人誌『昭和史講座』の刊行をはじめ一連の昭和史研究により菊池寛賞受賞。2017年『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞を受賞。近現代史の実証的研究を続け、これまで約4000人の人々に聞き書き取材を行っている。立教大学社会学部兼任講師、国際日本文化研究センター共同研究員などを歴任。現在、朝日新聞書評委員などを務める。近著に「なぜ日本人は間違えたのか」(新潮新書)、「保阪正康と昭和史を学ぼう」(文春新書)など。文藝春秋で「日本の地下水脈」連載中。ラジオ出演月曜「NHKラジオ・アーカイブス~声でつづる昭和人物史」。
開催概要
日時 | 2025年11月14日(金) 13:30 ~ 15:00 (受付:13:00 ~) |
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会場 |
同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室 ※「東京」駅八重洲南口から徒歩6分 、地下鉄 東京メトロ銀座線「京橋」駅 6番出口から徒歩1分。みずほ銀行脇の入口からお入りください。 Map |
受講料 |
3,000円 (現金およびクレジットカードをご利用いただけます) |
お支払い | ・受付時にお支払いください。 ・いったん納入された受講料は返還いたしませんのでご注意ください。 |
定員 | 52名 |
お申込み締切り |
11月4日(火) 17:00 |
抽選(満席となった場合) | 上記締切日までに定員以上のお申込みがあった場合は、抽選にて受講者を決定いたします。 |
受講確定 (抽選結果のお知らせ) |
受講確定(抽選の場合あり)のお知らせはお申し込み時にいただいた連絡先メールアドレスあてに、11月5日(水)以降の通知を予定しています。11月10日(月)までにメールが届かない場合は東京オフィスまでお問合せください。なお、欠員待ちは行っておりません。また、受講票の発送はございません。 |
受講に関するご案内 |
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お問合せ先 |
同志社大学東京オフィス(平日 9:00~17:00) TEL:03-6228-7260 E-mail:ji-toky1@mail.doshisha.ac.jp お申込み手続きや受講に際してのご要望(座席指定や車いす誘導など)がございましたら、お問合せください(場合によってはご希望に沿えないこともありますので、予めご了承ください)。 |