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同志社講座

脳を科学する
 「脳の働き、故障、そして再生」

私達の心を生み出している脳はどのように働き、どのように故障し、さらにどのように再生するのでしょうか? 同志社大学大学院脳科学研究科の研究成果も交え、脳科学の最先端を分かりやすくお話しします。
櫻井 芳雄

櫻井 芳雄

講師
櫻井 芳雄(さくらい よしお)
同志社大学大学院 脳科学研究科 教授
 
*第1~第3回担当
医学博士。東京都出身。京都大学大学院文学研究科博士課程中退、広島大学総合科学部助手、富山医科薬科大学(現富山大学)医学部助教授、ジョンズ・ホプキンス大学客員助教授、京都大学霊長類研究所助教授、生理学研究所客員助教授(併任)、京都大学文学研究科(心理学)教授などを経て、2015 年より現職。システム脳科学分野 神経回路情報伝達機構部門 部門長。心理学と神経科学を融合することで、記憶や認知などの高次機能に関わる脳の働きを神経細胞と神経回路のレベルから解明しようとしている。主な著書に『考える細胞ニューロン』(講談社/2002)、『脳の情報表現を見る』(京都大学学術出版会/2008)、『脳と機械をつないでみたら』(岩波書店/2013)、『良心から科学を考える』(岩波書店、分担執筆/2021)などがある。
金子 奈穂子

金子 奈穂子

講師
金子 奈穂子(かねこ なおこ)
同志社大学大学院 脳科学研究科 教授

*第4回・第5回担当
博士(医学)。山梨大学医学部卒、山梨大学医学部精神神経医学講座 研修医・医員、山梨大学大学院博士課程、慶應義塾大学医学部生理学教室 共同研究員、井上フェローを経て、2009年より名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野助教、2018年准教授。脳科学研究によって、成熟した脳が持つ再生能力の可能性と限界を明らかにし、臨床医として直面してきた脳疾患の治療の難しさを克服する手掛かりを掴むことを目指している。2022年4月より現職。病態脳科学分野 神経再生機構部門 部門長。
正水 芳人

正水 芳人

講師
正水 芳人(まさみず よしと)
同志社大学大学院 脳科学研究科 教授

*第6回担当
博士(医学)。東京都出身。2002年京都薬科大学薬学部卒業。2004年京都大学大学院医学研究科修士課程修了。2008年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。2008年 学振特別研究員(PD)、2010年基礎生物学研究所光脳回路研究部門研究員、2014年助教、2016年東京大学大学院医学系研究科細胞分子生理学教室助教、2018年講師。2018年~2021年JST さきがけ研究員(兼任)。2019年理化学研究所脳神経科学研究センター脳機能動態学連携研究チーム副チームリーダー。2021年より現職。システム脳科学分野 脳回路機能創出部門 部門長。脳機能を回復させるための基盤技術開発をおこなっている。
日程
開催回開催日開催時間
第1回2022年10月12日(水曜日)13:30~15:00
第2回2022年10月19日(水曜日)
第3回2022年10月26日(水曜日)
第4回2022年11月2日(水曜日)
第5回2022年11月9日(水曜日)
第6回2022年11月16日(水曜日)
第1回 10月12日(水)「脳の情報処理の特性-機械とどう違うのか?」 講師 櫻井 芳雄
まず脳の基本構造と神経細胞の働き方について解説し、さらに脳内の信号伝達と情報処理の特性について、コンピュータとの違いに焦点を当てお話しします。そこから、脳はなぜ間違えるのか、人工知能(AI)は心を持つようになるのか、などについても答えが見えてきます。

第2回 10月19日(水)「視覚の可塑性-見ている世界は真実か?」 講師 櫻井 芳雄
私達は眼に映った世界を見ているのではなく、脳が作った世界を見ています。そのような視覚世界を作る脳の回路と情報処理について解説します。さらに、見る=認識するではないこと、視覚回路は柔軟に変わり得ること、人工視覚が可能であること、についてもお話しします。

第3回 10月26日(水)「記憶と高次機能-消えない記憶は有用か?」 講師 櫻井 芳雄
記憶は脳のどこでどのように作られているのでしょうか。記憶の実体は何でしょうか。記憶を作る神経回路には個性があるのでしょうか。さらに、記憶力の良い人は判断・統合・創造などの高次機能も優れているでしょうか。これらの問題についてわかりやすく解説します。

第4回 11月2日(水)「成熟脳内で生まれる神経細胞」 講師 金子 奈穂子
脳で重要な機能を果たす神経細胞は、発達早期に作られて生涯入れ替わることはありません。しかし成熟した脳内でも、ごく一部の領域では神経細胞が作られていることがわかってきました。新しい神経細胞は、成熟した脳の機能を調整したり、再生したりする特別な役割を担っています。

第5回 11月9日(水)「新しい神経細胞による傷害脳の再生」 講師 金子 奈穂子
成熟した脳内で作られた新しい神経細胞は、傷害部に移動して神経細胞を再生しますが、その再生能力は十分ではありません。新しい神経細胞のはたらきを理解して、制御・増強することで最大限に活用し、脳疾患の治療に応用するための様々な研究が行われています。

第6回 11月16日(水)「脳神経疾患治療の最前線」 講師 正水 芳人
脳神経疾患によって神経回路ネットワークに障害が生じると、脳機能が低下します。現在、私の研究室では脳機能を回復させるために、神経細胞ファイバーを脳に移植し新たな神経回路を創出するための基盤技術開発をおこなっており、この研究の概略と将来展望を取り上げる予定です。
より理解を深めるための 
-櫻井先生推奨書籍-
 『脳はいいかげんにできている』 デイヴィッド・J.リンデン著(河出書房新社/2017)
-金子先生推奨書籍-
 『脳をどう蘇らせるか』   岡野栄之著(岩波書店/2016)
-正水先生推奨書籍-
 『パーキンソン病とともに楽しく生きる』  水野美邦著(中外医学社/2013)

開催概要

回数全6回
日時・会場2022年10月12日、10月19日、10月26日、11月2日、11月9日、11月16日(すべて水曜日)
13:30~15:00
同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階
「東京」駅八重洲南口から徒歩6分 、地下鉄 東京メトロ銀座線「京橋」駅 6番出口から徒歩1分。みずほ銀行脇の入口からお入りください。
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受講料18,000円 一括のみ  
お支払い初回の受付でお支払いください。
定員36名  
受講に関するご案内
●新型コロナウイルス感染拡大をはじめとする不測の事態の際はオンライン形式に変更する場合がございます。予めご了承ください。※オンライン形式による受講に関する要領は、「●オンライン受講について」をご確認ください。
●お申込み方法
「講座のお申込み」画面からお申込みフォームをご利用ください。
「講座のお申込み」
●お申込み受付・受講確定
  • お申込みは先着順で受付けし、定員になり次第募集を終了します。
(注)欠員待ちは行っておりません。
(注)所定の人数に達しないなどの理由で開講しない場合があります。
  • 受講が決まりましたら、「受講票」を郵送します。受講票の到着をもって受講確定といたします。
(注)受講票は1講座1枚です。受講当日、必ずお持ちください。
  • 定員を超えるお申込みを頂戴し受講いただけない方には、お申込み時の連絡先にお知らせいたします。
●受講料のお支払い
  • 受講料は初回の受付でお支払いください。
  • 各講座とも受講料は全回分(一括)です。
  • 会場受付でのお支払いは現金のみです。
  • いったん納入された受講料は返還いたしませんのでご注意ください。
  • 初回をオンラインで受講される場合は、事前振り込みが必要です。該当の方には、別途、ご案内を差し上げます。
●キャンセル
  • お申込み後に受講を取りやめたい場合は、同志社大学東京オフィスに電話にてお知らせください。
●教材
  • 講師指定の教材(書籍など)を各自でご用意いただく場合があります。講座の開催概要をご確認ください。
●修了証
  • 受講の講座を全回出席された方に修了証をお渡しいたします。
●欠席
  • ご欠席の連絡は不要です。
●その他のお願い
  • 受講日当日は、受付にて「受講票」をご提示いただきます。
  • 受付は講座開始の30分前から開始いたします。
  • 講義中は携帯電話の電源を切るなど、他の受講者にご迷惑とならないようご注意ください。
  • 講義の録画、録音、写真撮影は禁止です。(講師が許可した場合を除く)
    オンライン受講においても同様です。
  • お申込み時にお届けいただいた住所やメールアドレスなどに変更がある場合は、速やかに同志社大学東京オフィスまでご連絡ください。
  • 他の受講生、講師の連絡先はお教えできません。
  • 新型コロナウイルス感染拡大の状況や天変地異(台風・地震等の天災)、講師の事情など不測の事態の際には休講などの措置を取らせていただく場合がございます。

●オンライン受講について
同志社講座は、同志社大学東京サテライト・キャンパスにおいて対面形式で開講いたします。ただし、新型コロナウイルス感染拡大をはじめとする不測の事態の際はオンライン形式に変更する場合がございます。
また、受講生の皆様のご都合やご事情により、オンライン形式での受講をご希望される場合は予めご連絡ください。可能な範囲でご対応いたします。(※ご対応できない場合もございます。予めご了承ください。)
■オンライン形式による受講に関するご注意
  • 受講にはカメラ、スピーカー、マイクが付属するパソコンやタブレット、スマートフォンなどが必要です。
※機器はインターネットに接続されている必要があります。
※同志社大学東京オフィスでは、機器の貸出しや技術支援はできません。ご了承ください。
  • オンライン接続のURLは第三者に共有しないでください。
  • 講座の録画・録音は禁止です。
■オンライン形式による受講を希望される場合のご連絡
  • 初回をオンライン形式で受講されたい場合は、お申込み時にお申し出ください。受講料の事前振り込みをご案内いたします。
  • 2回目以降は当該講座の3日前(休業日を除く)までにご連絡ください。前営業日にメールにてオンライン接続のご案内と配付資料をお送りします。
■講座日に会場に来ることやオンライン受講ができない場合
  • オンデマンド(ビデオ録画データ)での受講が可能です。該当講座日の翌日以降(休業日を除く)にオンデマンド受講用のURLとご案内、配付資料をメールにてお送りします。詳しくはお問合せください。

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TEL:03-6228-7260 E-mail:ji-toky1@mail.doshisha.ac.jp