現代に生きるキリスト教-神学を学ぶと世界がよくわかる

現代に生きるキリスト教-神学を学ぶと世界がよくわかる (通年全10回)

佐藤 優
同志社大学は、プロテスタントのキリスト教主義大学である。キリスト教という名称は誰でも知っているが、キリスト教の教義や倫理については、神学的な訓練を受けた人以外にはほとんど知られていない。本講座では、キリスト教について基礎からていねいにプロテスタンティズムの内在的論理を解説する。その際に、神学的視座から現下の世界で起きている事象を読み解くことも試みる。




講師
佐藤 優 (さとう まさる) 同志社大学神学部 客員教授 作家・元外務省主任分析官
1985年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2009年外務省を失職。2005年『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。2006年『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『獄中記』『同志社大学神学部』など著作多数。近著『未来のエリートのための最強の学び方』(集英社インターナショナル/2019)『宗教改革の物語 近代、民族、国家の起源』(角川ソフィア文庫/2019)『近代神学の誕生 シュライアマハー『宗教について』を読む』(春秋社/2019)

2018年5月から2019年2月までの通年講座です。

定員に達しましたので、受付を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

日程
2019年4月9日、5月7日、6月4日、7月2日、8月6日、9月3日、10月1日、11月5日、12月3日、2020年1月21日
(全て火曜日)全10回

時間
18:30~20:00

第1回 キリスト教を学ぶ意義(1) 2019年4月9日(火)
キリスト教の本質が救済宗教であること、また有限な人間が無限で絶対的な神について語ることができる根拠について説明する。一般の学問と神学の本質的違いについて重点的に解説する。

第2回 キリスト教を学ぶ意義(2) 2019年5月7日(火)
純粋なキリスト教という概念が原理的に成立しないことを明らかにする。キリスト教の土着化について掘り下げた考察を行う。キリスト教における物語の重要性について説明する。

第3回 神学の方法論 2019年6月4日(火)
神学の方法が、宗教学や社会学と異なることを明らかにする。神学において多用される類比(アナロジー)、隠喩(メタファー)の意義について説明する。存在の類比と関係の類比の差異について考察する。

第4回 啓示について 2019年7月2日(火)
キリスト教においては、イエス・キリストにおける特殊啓示が決定的に重要な意味を持つことについて説明する。イエス・キリストを三一論の枠組みで理解することの重要性についての理解を深める。

第5回 三一論の構成 2019年8月6日(火)
内在的三一論と経綸的三一論の違いについて説明する。その際に、東方正教会とカトリック教会・プロテスタント教会のアプローチが異なる結果、教会論と救済論に与える影響について考察する。

第6回 召命について 2019年9月3日(火)
神と人間の関係を召命というキーワードによって説明する。人間の弱さと、キリスト教という名の偶像崇拝が起きる可能性を脱構築する契機が召命の中にあることを明らかにする。

第7回 創造について 2019年10月1日(火)
無からの創造というキリスト教の創造論の特徴を説明した上で、神が創造した世界に悪がある理由について考える。神が、人間のもたらす悪に対して責任を負わないとする神義論に対する理解を深める。

第8回 神の収縮について 2019年11月5日(火)
キリスト教が説く創造は、人間が常識的に考える創造と本質的に異なる論理構成を持っていることを明らかにする。その際に、ユダヤ教のカバラ―思想を援用した神の収縮という概念が重要になることに注意を喚起する。

第9回 創造と終末の関係について 2019年12月3日(火)
神が創造した世界に終わりがある理由について考察する。終わりが同時に目的と完成であるという目的論的かつ終末論がキリスト教倫理において重要な意味を持つことについて説明する。

第10回 復活について 2020年1月21日(火)
人間が死ぬと肉体だけでなく魂も滅びる。それにもかかわらず、霊魂不滅説のようなグノーシス主義の影響がキリスト教に入り込んだ理由について考察する。復活が救済に不可欠の条件であることへの理解を深める。

会場・アクセス同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室 交通アクセス
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階
※「東京」駅八重洲南口から徒歩6分 、地下鉄 東京メトロ銀座線「京橋」駅 6番出口から徒歩1分。みずほ銀行脇の入口からお入りください。
お問合せ先同志社大学東京オフィス(平日 9:00~17:00)
TEL:03-6228-7260 FAX:03-6228-7262 
E-mail:ji-toky1@mail.doshisha.ac.jp 東京オフィスオリジナルサイト
回数通年全10回
受講料10回一括のみ 30,000円
定員100名
時間18:30~20:00
教材 佐藤優著『 神学の思考』(平凡社/2015) 『 神学の技法』(平凡社/2018) 『聖書』( 2018年12月に刊行された新翻訳である聖書協会共同訳、旧約聖書続編を含む引照付きを強く推薦する)を毎回持参すること *各自でご用意ください。
申込方法以下のいずれかの方法でお申し込みください。
定員に達しましたので、受付を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
  ※開講最低人数のお申込みがあり次第、「受講票」を郵送いたします。
お申込み・受講に関する注意事項
  • 定員になり次第、受付を締めきります。
  • 受講料のお支払い:講座初回当日受付にて現金でお支払いください。
  • 万が一開講出来ない場合は、初回のおよそ1週間前までに払い込まれた方に、振り込まれた受講料・教材費をお返しいたします。
  • 開講後の受講料お支払い後の払い戻しはいたしません。
  • 万が一開講出来ない場合は、開講の1週間前までにお申込みをされた方にご連絡いたします。
  • 受講票(ハガキ) は1講座1枚です。受講時に受付にご提示く ださい。
  • 全回ご出席の方には修了証を最終回にお渡しいたします。
  • 休講 ・補講について、
    (1)講師の都合および事故、台風、天災、交通機関遅延等によりやむを得ず休講する場合があります。
    (2)休講が事前に判明した場合は同志社大学 HP および同志社 東京HUBサイトに掲載しメールにてお知らせし補講等の対応をいたします。
  • 受講に際して、
    (1)講義中は携帯電話の電源をお切りいただくか、マナ-モー ド にしてください。
    (2)講座の録音、録画、写真撮影はお断りいたします。
お問合せ先同志社大学東京オフィス(平日 9:00~17:00)
TEL:03-6228-7260 E-mail:ji-toky1@mail.doshisha.ac.jp
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