1. 東京オフィスホーム
  2. 同志社講座
  3. 同志社講座2019
  4. 秋学期
  5. 生きる力を育む『こどもの睡眠』を考える

生きる力を育む 『 こどもの睡眠』を考える

「生きる力を育む 『 こどもの睡眠』を考える」 (全4回)

近年、世界で一番睡眠時間が短いといわれる日本のこどもたち。しかし、脳の神経組織は、胎児期から乳幼児期の睡眠中に発達します。この時期の睡眠不足や生活リズムの乱れは、やがて学力に、そして健康に影響を与えることが指摘されています。将来にわたって健やかな日々を過ごすためのはじめの一歩は、地球における社会生活に必要な24時間周期の概日リズムをつくることにあります。こどもたちの健康的な成長に重要な意味を持つ「睡眠」について考えます。
三池 輝久
講師
 三池 輝久 (みいけ てるひさ) 熊本大学名誉教授/小児神経科医
医学博士。日本眠育推進協議会理事長。熊本大学医学部卒業後、熊本大学小児科入局。米国ウエスト・ヴァージニア州立大学留学などを経て熊本大学医学部発達小児科教授、熊本大学医学部附属病院長を務める。2008年、兵庫県立リハビリテーション中央病院に「子どもの睡眠と発達医療センター」を開設、13年までセンター長。30年間にわたり、子どもの睡眠障害の臨床および概日リズム睡眠障害と不登校、新生児・乳幼児期睡眠障害と発達障害の関連について調査・研究活動に力を注ぐ。
著書に『子どもの夜ふかし 脳への脅威』(集英社新書)『いま、小児科医に必要な実践臨床小児睡眠医学(共編著)』(診断と治療社)『赤ちゃん学で理解する乳児の発達と保育第1巻 睡眠・食事・生活の基本(共著)』(中央法規出版)など。

第1回 「こどもの眠りのメカニズムを知る」  2020年2月22日(土) 13:30~15:00
眠りのメカニズムは科学技術の進展により、多くの新しい知見が得られつつありますが、未だ解明の途上にあります。しかし一方で、脳科学、医学、生理学研究の充実によって、睡眠と脳の発達の関係、エネルギー生産性との関係などの解明が少しずつ進み、そこからこどもの睡眠の特徴や重要性もわかってきました。まず、そのメカニズムと役割を知ることから、こどもの睡眠を理解しましょう。

第2回 「こどもの眠りのために大事なこと」  2020年2月22日(土) 15:10~16:40
睡眠は、ただ眠りさえすればよい…という単純な問題ではありません。日に日に新しいことを学習し続けるこどもたちの活発な脳活動は、エネルギーと神経伝達物質を大量に消費します。それらを補充し、エネルギー消費に伴う老廃物を洗い流し、脳細胞の働きを元気に保つのが「睡眠」の大きな役割です。その役割が効果的に果たせるために整えるべき条件とは何か、そして大人は何ができるのでしょう。
小西 行彦
講師
小西 行彦 (こにし ゆきひこ) 香川大学医学部小児科 助教 (医局長、病棟医長)
医学博士。小児神経科医。2002年香川医科大学卒業。小児科専門医・小児神経学会専門医。専門:小児科、小児神経
2018年より香川大学で小児睡眠外来を開設し、乳幼児から中高生まで幅広く小児の睡眠にかかわる診療を行っている。


第3回 「睡眠からひも解くこどもの発達」  2020年3月14日(土) 13:30~15:00
眠る(睡眠)・起きる(覚醒)のリズムはこどもの身体のリズムに深くかかわります。このリズムは新生児期にはまだ整っていないのですが、そのころに規則正しい生活リズムを覚えさせてあげないと、やがて脳や身体の発達に欠かせない睡眠時間が不足し、さまざまな脳機能にアンバランスをつくり、情緒の発育にも影響を与えることがわかってきています。睡眠の状態と発達との関係を理解しましょう。
加藤 正晴
講師
加藤 正晴 (かとう まさはる) 同志社大学赤ちゃん学研究センター 特任准教授
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。東京女子医科大学助手、スウェーデンウプサラ大学心理学部リサーチアソシエート、同志社大学心理学部准教授、NTTコミュニケーション科学基礎研究所リサーチスペシャリスト等を経て2015年4月より現職。臨床発達心理士。専門はコミュニケーションの発達。感覚・知覚、顔認知、個体間インタラクションや自閉スペクトラム症を含む。

第4回 「地域で守るこどもの眠り  ~赤ちゃん学研究センターの調査から」 2020年3月14日(土) 15:10~16:40
こどもは社会に出るまでの時間を地域と密着して過ごしています。家庭だけではなく、地域もまたこどものすこやかな心身の発達をとげるために支援する必要があります。同志社大学赤ちゃん学研究センターは、京都府木津川市と共同で「子どもの睡眠リズム改善プロジェクト」を進めています。2017年度から3年間にわたる調査をもとに、社会が一緒に取り組むべき課題について考えたいと思います。
回数全4回
日時・会場2020年2月22日、3月14日(すべて土曜日)
13:30~15:00、15:10~16:40
同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階
※「東京」駅八重洲南口から徒歩6分 、地下鉄 東京メトロ銀座線「京橋」駅 6番出口から徒歩1分。みずほ銀行脇の入口からお入りください。
Map
受講料 4回一括  12,000円
教材 講師より配布いたします
定員100名  
申込方法以下のいずれかの方法でお申し込みください。
  ※開講最低人数のお申込みがあり次第、「受講票」を郵送いたします。
お申込み・受講に関する注意事項
  • 定員になり次第、受付を終了いたします。
  • 受講料のお支払い:講座初回日に受付でお支払いください。。
  • 開講後もしくはお支払い後は受講料の払い戻しはいたしません。
  • 万が一開講出来ない場合は、開講の1週間前までにお申込みをされた方にご連絡いたします。
  • 受講票(ハガキ) は1講座1枚です。受講時に受付にご提示く ださい。
  • 全回ご出席の方には修了証を最終回にお渡しいたします。
  • 休講 ・補講について
    (1)講師の都合および事故、台風、天災、交通機関遅延等によりやむを得ず休講する場合があります。
    (2)休講が事前に判明した場合は同志社大学 東京オフィスのHPに掲載しメールにてお知らせし補講等の対応をいたします。
  • 受講に際して
    (1)講義中は携帯電話の電源をお切りいただくか、マナ-モー ド にしてください。
    (2)講座の録音、録画、写真撮影はご遠慮下さい。録音は講師から許可があった場合のみ可能です。
お問合せ先同志社大学東京オフィス(平日 9:00~17:00)
TEL:03-6228-7260 E-mail:ji-toky1@mail.doshisha.ac.jp