源氏物語 帚木の巻を読む -2-

「源氏物語 帚木の巻を読む -2-」 (全6回)

岩坪 健
源語(源氏物語絵巻)

同志社大学図書館所蔵 源語(源氏物語絵巻)

古土佐源氏五拾四状画賛

同志社大学図書館所蔵 古土佐源氏五拾四状画賛

第二帖・帚木(ははきぎ)の巻には「雨夜(あまよ)の品定め」と呼ばれる、有名な場面があります。ある雨の夜、数え17歳の光源氏に、年上の3人の男性が女性について語り明かします。前半は一般論、後半は経験談です。本講座では、源氏物語を京都人の視点で解釈していきます。初心者の方にも理解していただけるよう分かりやすく、そして面白くお話しします。
~これからの読みどころ~
第二帖・帚木(ははきぎ)の巻「雨夜(あまよ)の品定め」の後半を読んでいきます。経験談が語られる後半では、指食いの女・木枯らしの女・常夏の女・蒜(ひる)食いの女と、個性豊かな4人の女性について語られます。いずれも女性を冷ややかに見ていますが、裏返すと男性のエゴイズムが見え隠れします。そのことに男性たちは気づいていない、と紫式部は言いたかったのかもしれません。
男女の仲は、今も昔も変わりません。ゆえに源氏物語は、今も読み継がれているのです。(岩坪健記)
冷泉家の「端午の節句」飾り 見学
冷泉家は、祖先に藤原俊成・定家といった勅撰和歌集の選者にもなった歌人を持ち、代々和歌を家業とする「和歌の家」です。冷泉家住宅は、現存する唯一の公家住宅であり重要文化財に指定されています。冷泉家では、季節の年中行事は旧暦で行われており、端午の節句は5 月下旬~ 6 月です。
床の間に2体の大将さん(武者人形)をお祀りし、その前に左右にいくさの陣構えを模して幟(のぼり)をハの字に並べるものです。お屋敷の見学は通常は非公開ですが、公益財団法人冷泉家時雨亭文庫のご協力を得て見学させていただきます。
*冷泉家端午の節句飾り見学は14名以上のお申込みで催行いたします。実施日が確定次第、集合場所などの詳細をご案内いたします。
講師
岩坪 健 同志社大学文学部 教授
文学博士。
1957年京都市生まれ。
1981年京都大学文学部国語学国文学科卒。
1989年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
1991年「源氏物語古注釈の研究 - 中世源氏学の流れ-」で文学博士。1989年「源氏物語の二段階伝授について-河内方と四辻善成・一条兼良をめぐって」で第16回日本古典文学会賞受賞。2014年『源氏物語の享受 注釈・梗概・絵画・華道』で第15回紫式部学術賞を受賞。

日程
開催回開催日開催時間
第1回2019年10月3日(木)14:00~15:30
第2回2019年11月7日(木)
第3回2019年12月5日(木)
第4回2020年1月9日(木)
第5回2020年2月6日(木)
第6回2020年3月5日(木)
特別回冷泉家の「端午の節句飾り」見学 ※5月下旬~6月 (詳細日程は12月以降に決定します)

回数全6回
日時・会場2019年10月3日、11月7日、12月5日、2020年1月9日、2月6日、3月5日(すべて木曜日)
14:00~15:30 
同志社大学東京サテライト・キャンパス セミナー室
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル3階
※「東京」駅八重洲南口から徒歩6分 、地下鉄 東京メトロ銀座線「京橋」駅 6番出口から徒歩1分。みずほ銀行脇の入口からお入りください。
Map
受講料・講座のみ 6回一括 18,000円  ・6回一括+見学会 23,000円 ・特別回の見学会のみ 5,000円
*特別回の料金には交通費は含みません。各自で集合場所までお越しください。
 お支払いについて:本講座は事前振込み制です。
 開講決定後、お申込み者にご案内(振込み依頼)を郵送いたします。
 期日までに入金が確認できない場合は受講いただけません。
 ご入金確認後、受講票をお送りします。
教材 「大島本源氏物語 帚木・空蝉」増田繁夫(編)和泉書院1,620 円(税込み)
*教材はご自身でご用意ください。
定員100名
申込方法以下のいずれかの方法でお申し込みください。
  ※開講最低人数のお申込みがあり次第、「受講票」を郵送いたします。
お申込み・受講に関する注意事項
  • 定員になり次第、受付を終了いたします。
  • 開講後もしくはお支払い後は受講料の払い戻しはいたしません。
  • 万が一開講出来ない場合は、開講の1週間前までにお申込みをされた方にご連絡いたします。
  • 受講票(ハガキ) は1講座1枚です。受講時に受付にご提示く ださい。
  • 全回ご出席の方には修了証を最終回にお渡しいたします。
  • 休講 ・補講について
    (1)講師の都合および事故、台風、天災、交通機関遅延等によりやむを得ず休講する場合があります。
    (2)休講が事前に判明した場合は同志社大学 東京オフィスのHPに掲載しメールにてお知らせし補講等の対応をいたします。
  • 受講に際して
    (1)講義中は携帯電話の電源をお切りいただくか、マナ-モー ド にしてください。
    (2)講座の録音、録画、写真撮影はご遠慮下さい。録音は講師から許可があった場合のみ可能です。
お問合せ先同志社大学東京オフィス(平日 9:00~17:00)
TEL:03-6228-7260 E-mail:ji-toky1@mail.doshisha.ac.jp